初めまして、AIWAと申します。

今回は、震災でボランティアをした時の体験を書きたいと思います。
東日本大震災から、はやくも10年近くたちました。
僕は、発生直後東京の上野にいました。
東京もかなり揺れましたが、テレビを見てびっくりしました。
黒い水が町を飲み込んでいるのが、今でも覚えています。
僕は、外回りで営業に出ていました。
営業はしんどいもので、ピンポンを鳴らしても居留守が多く時々出てきてくれるのですが、なかなか話を聞いてくれません。
そんな時、道を歩いているとカタカタという音が聞こえその音は一気に大きくなり立っていられないくらいの揺れを体験しました。
一瞬僕はこう思いました。
『あッ!! 終わった。』
こんなことを思いました。
目の前のビルが激しく横に揺れていました。
何とか揺れがおさまり、
『生きてる!!』
と思いました。
次の瞬間、先ほどインターホンを鳴らした家から、人が出てくる、出てくる!
僕は、『おるなら、出てこいや!!』
と思った瞬間でした(笑)

営業所に戻り、テレビを見ると、とんでもない光景を目の当たりにしました。
黒い液体が、町を飲み込んでいるのです。
これは、津波と報道されておりこんなことが起きるなんて信じられませんでした。
東京でも、停電が相次ぎ電車が止まってしまいました。
駅のホームで1日を過ごす人がかなりいました。
夢か現実か分からなくなった瞬間でした。
そして、数日が過ぎたころ。
上司に呼ばれ、お前仙台に行ってこい!と言われました。
あまりに突然すぎて、頭が真っ白になりました。
なぜ僕が、意味が分からん!と思いながらも、上司の言っていることなので断りもできず、行ってきますといい1週間後に出発することになったのです。
この時僕の営業所は全国にあり、そこから、10名ほど選出され仙台へ行くことになっていました。
営業所からは、若手が選ばれており僕の同期が6名、先輩が4名選ばれていました。
そして、僕は職場からボランティアに行けと上からの指示で、宮城県・仙台市にある支店へと行きました。
仙台市はそこまで、ひどいものではなかったのですが地震による影響がビルにきれつが入っており、地面が浮き上がっているのが見えました。
仙台に到着して、支店についてみると、壁にきれつが入っているのが確認できました。
ここに来た人数が10名ほどいました。
そこの支店の先輩に指示を仰ぎ、
『明日から、お客さんのところを復興しに行くぞ‼』
と言われ、長旅で疲れている体を休ませ1日目は終わりました。
ここで、僕らは復興支援を3か月行うことになったのです。
仙台市はそこまでひどいということはなかったのですが、他がひどいことになっていました。
ここで学んできたことをここに書いていきたいと思います。
続きは、また今度書こうと思います。